
-仲間を知るー

相談員
就労・障害福祉・生活様々な面で困っている方のサポートをします。

コーディネーター
介助スタッフ達と協力しながら生活環境を整えたり、通院同行や訪問看護師さん達とも連携を取りながら健康面でのサポート

介助スタッフ
共同生活体(グループホーム)にて、障害のある方の生活を支えるお仕事です。
相談員(障害福祉)
とある一日
9:00 出社
※事務処理・電話対応
10:00 認定調査(ご自宅訪問)
12:00 お昼休憩 ホッと一息
13:00 その日によって業務は変わりますが、相談者対応
15:00 相談に来られたかたのケース登録
16:00 新規の相談者の担当の振り分け
チームへの連絡事項などの打ち合わせ
17:00 電話対応
18:00 業務終了!また、明日も頑張るぞ!

北区障害者基幹相談支援センター
槇野
Makino
相談員(障害福祉) 2020年入職
インタビュー
Qわっぱの会はどのように知り、どんな印象を持っていましたか?
求人サイトのIndeedをみて、初めて存在を知りました。
大学を卒業をして、障害者療護施設(現在の障害者生活支援センター)で働きました。そして、結婚を機に退職、専業主婦を経験しA型事業所に就労しました。ただ、そこでは、障害のある方と指導員という感じで、少しビジネスライクな接し方というか。あり方として間違っているとかではなく、自分にはなんかしっくりこないなと思っていました。そして、北区基幹相談支援センター(以下、北区基幹)の求人を見たんです。相談員になるには、資格か経験が必要なのですが、私の場合は事業所で働いていたのでその経験から雇っていただけました。というのも、求人サイトで募集を見て、基幹相談支援センターってどんなところだろうって思って、電話して、見学させてください!って突撃したんです。自分の目で見て、体験してからじゃないとわからないから。見学の時に一応履歴書を持って行ったのですが、志望動機も何も書かずに持っていきました。下調べしてないですし、働くのか働かないかも何も決めてなかったので何も書けなかったんです(笑)でも、見学して、体験してここだ!と思いました。やる気だけは人一倍あったので、頑張らせてください!ってお願いして、当時のセンター長もこんな奴をよく雇ったなって思いますが、今年、5年目になりました。
Qわっぱの会の入職前と後でイメージの違いはありましたか?
ごめんなさい。正直なところ、あまり入職前のわっぱの会のことを知らないので、イメージの違いはありませんでした(笑)私、中学から大学まで剣道をずっとやってきたんです。体育の先生になりたいなと思って。そこで養護学校、今でいう特別支援学校ですね、に研修に行ったんです。福祉に興味があったからとかではなく、必須でいかないといけなかったからという感じで。そしたら、もう、衝撃的な出会いがあったんですよ。今まで障害のある方と関わったことがなくて、意識したことも正直なかったんです。ただ、そこで出会った人たちとの出会いが忘れられず、何かできる事はないかなって、探し始めたんです。A型事業所といわれるところで働いていたこともありましたが、もっと親身になってあげたいと思ったとき、わっぱの会の理念でもあるんですけど、共に生き、共に働くという言葉がストンって自分の中に落ちたんです。
Q業務内容を教えてください。
主な仕事は認定調査と言って、障害のある方の障害の程度、区分を見極める仕事があります。チェック項目はあるのですが、そのまま聞いていくというわけではなく、言い回しとかよく考えて質問していきます。周りがベテランばかりで最初のうちは一緒について行って、いろんな方のやり方を見させていただきました。3年に一度更新があるので、更新のタイミングでは必ず今の状況などをお伺いします。
相談者のケース記録も残していきます。
Q他にどんなメンバーがいますか?
今、北区基幹には、8人所属していて、全員が相談員です。一人ひとりのプライベート空間も守られているし、ここぞというときはとても頼りになる仲間です。相談内容が重かったり、行き詰った時には必ず手を差し伸べてくれます。
Q仕事のやりがいや印象に残っている仕事を教えてください。
印象に残っていることは、この年になると周りも大人になるし、言葉を選ぶのであまり頭ごなしに怒られることってないと思うんですけど、すごく感情的にわけもわからず怒鳴られたことがあって、いろんな方がいらっしゃるので、自分を守るという意味でも受け流すことも大事だと先輩に教わりました。
やはり、人の悩みを聞くのが仕事なので、簡単な仕事ではありません。楽しいことばかりでもない。大変なことがたくさんあるけれど、その中で一言、ありがとうって言ってもらえたら、今後も頑張ろう!ってなる。私って単純ですかね?(笑)

Q苦労したこと、どうやって乗り越えたかを教えてください。
やはり、相談者それぞれに対する接し方で上手くいかなかったなとか、関係を拗らせてしまうときとかってあるんですけど、相談者の方との付き合い方は今でもすごく神経を使います。なのであまり自分のこととして話を聞かない。ちょっと冷たく感じるかもしれないけど、うまく受け流していくことも必要で、関係の修復が難しいと感じた際は、都度仲間に相談をして、場合によっては担当を変更した方がいい場合もあるので、皆で対応を考えています。一人で抱えるということはありません。対人との関係なので相性もすごく大事だと思います。合う人合わない人がいるのは当然のことなので、そこらへんはセンターのみんなで相談して決めていきます。やりたいようにやりなさい。何かあったら、フォローするからという先輩からの言葉に今も励まされています。
Q今後の目標を教えてください。
私は困りごとを解決できるスーパーマンではないので、一緒に悩みを考え寄り添って問題解決できるようお手伝いをするだけであるし、悩みを全て解決する事がいいとは限らないと思います。本人の能力もすべて奪うような支援は必要がなく、寄り添いながら見極めながら、自分の精神も保持しながら、いい塩梅で利用者さんに寄り添っていきたいです。
Q最後に、一言!
わっぱの会は、自分からやりたいと思うことを提案して、もちろん全部なんでもOKということではありませんが、やってみなさい、と言ってくれる。方向性を間違えそうになったら軌道修正してくれるいい職場です。一緒に悩んで、支え合いながら明るく働きましょう!
相談員(生活困窮)
木曜日のスケジュール
8:30 出社
事務処理・打ち合わせ
9:00 営業開始
電話対応など
10:00 就労プログラム(ソーネおおぞねにて)
前半は仕分けなど軽作業・後半は清掃
12:00 お昼休憩
13:00 午前のプログラムの様子の記録
※支援者に変化があれば、みんなに共有
15:00 打ち合わせ・情報共有
17:00 営業終了
17:30 業務終了、今日も一日お疲れ様でした!

名古屋市
仕事・暮らしサポートセンター大曽根
野口
Noguchi
仕事・暮らしサポートセンター大曽根 2024年入職
インタビュー
Qわっぱの会はどのように知り、どんな印象を持っていましたか?
わっぱの会を知ったのは、同業の知人から「わっぱの会」を紹介されたのもありますが、わっぱの会の代表の斎藤さんが書かれている就労支援に関する記事を読み、知りました。今では色々と福祉の制度があると思うのですが、制度が整う前から活動されていたので、愛知県の中でかなり歴史がある団体だという印象を持ちました。今でも制度にとらわれない活動をしていて、魅力的だと思います。
Qわっぱの会の入職前と後でイメージの違いはありましたか?
入職前は「わっぱの会」としてのイメージというよりも、代表の斎藤さんのイメージが強かったので、あまりイメージの違いを意識したことはないですね。ただ、例えば、お昼は「わっぱのごはん」という事業所で作っているお弁当を食べたり、互助会という制度があるのですが、その制度で互いに支え合ったりと、今の「わっぱの会」の理念が日常にも落とし込まれているんだなと感じました。
Q業務内容を教えてください。
仕事内容は就労支援の中でも就労準備のサポートを行っています。まず、相談者一人ひとりの悩みに対して向き合い、どんなことが向いているのかを一緒に考えます。そして、実際に様々な就労プログラムを通して、その方の得意なことや苦手なことの理解を深めていきます。
業務は毎日同じことをするというより、新規の相談者の方の対応や曜日によっては就労プログラムがあるので一緒に参加したりします。
Q他にどんなメンバーがいますか?
メンバーには自分が所属する就労部門のほかに日常生活に関する課題に取り組む相談員がいます。センター全体で14人所属していて、職場内には相談室もあるので、大声で笑いあったりということはないですが、時間があれば雑談をしたりします。皆さんたくさん案件を抱えていて忙しいのですが、困ったことがあったら皆が助けてくれる、心地の良い職場です。
Q仕事のやりがいや印象に残っている仕事を教えてください。
自分が担当してい相談者の方で、今まで就労プログラムでいっぱいいっぱいだったのが、一般企業の就労体験プログラムに進んだ、など次のステップに進んだときは、よかった!やった!という気持ちややりがいを感じます。今、力を入れて取り組んでいるのは、就労体験に協力してくれる一般企業の開拓です。現在、登録いただいている企業の業種に偏りがあるので、様々な企業に登録を行っていただけるよう、働きかけを行っています。まだ、経験の浅い自分ですが、就労体験先の新規開拓をできたことが印象に残っています。一般企業に利用者の方のことなど説明をし、理解を頂くのは大変でしたが、就労体験プログラムに参加いただけたときはとても嬉しかったです。

Q苦労したこと、どうやって乗り越えたかを教えてください。
引継ぎで担当になった相談者の方で支援が長期化している方がいて困っていたところ、先輩方が色々と以前の情報など教えて下さり、支援内容の見直しを行いました。この時は色々な方に協力してもらい、何とか乗り越えることができました。
Q今後の目標を教えてください。
自分が担当している相談者の方の悩みを少しでも軽くし、希望をかなえてあげられるようサポートしていきたいです。
Q最後に、一言!
様々な背景を抱えた方々を第一に考える団体なので、他の人に対して心遣いができたり、支えたいと考えている方にとって、とてもやりがいのある仕事だと思います。そういった方に入職していただけると嬉しいです。
コ-ディネーターの一日
スケジュール
8:30 出社
9:00 メール・スケジュールの確認
介助スタッフの報告書✔ 何かあれば対応
12:00 お昼休憩
13:00 介助スタッフのスケジュール確認
必要であれば現場対応
15:00 利用者の方のヒアリング
16:30 各関係機関(通院先の医療機関など)との面談
17:30 業務終了

井上
Inoue
コーディネーター 2005年入職
インタビュー
Qわっぱの会はどのように知り、どんな印象を持っていましたか?
生活援助ネットワーク(以下ネットワーク)スタッフが通学先付近へ度々“有償ボランティア”と介護資格取得ができる研修受講生募集のチラシを配りに来られていて受講したことで知りました。
Qわっぱの会の入職前と後でイメージの違いはありましたか?
20年前に遡りますが、“当時は戸建ての1階がネットワーク事務所とわっぱん(わっぱの会で製造しているパン)を販売する店舗(というより小さなスペース)になっていて2階は生活体(グループホーム)でした。こじんまりとした団体で各メンバーが和気あいあいとサークルに似たような雰囲気で活動している印象を受けました。学生時代の有償ボランティアからそのままわっぱの会に入職したので、イメージの違いというより新たに実感したことになるのですが、元々人と関わることは好きでした。ただ、人の生活に関わる大変さを感じたのは入職後です。“介助”と一括りで表される事も相手によって方法や要望は違いますし、障害があることで上手く伝えられない方もいて戸惑いました。
Q業務内容を教えてください。
私は利用会員が希望する生活が継続出来るよう援助していくコーディネーターとして働いています。介助スタッフ達と協力しながら生活環境を整えたり、通院同行や訪問看護師さん達とも連携を取りながら健康面でのサポートも行っています。
Q他にどんなメンバーがいますか?
ネットワークに登録し活動されている介助会員70名、介助中心で活動している介助専従、利用会員の担当者として活動しているコーディネーター、コーディネーターのサポート業務を行うコーディネーター補助、介助請求や金銭管理などを行う事務員計35名。20代~80代まで幅広い年代の方々が活動しています。アルバイト、時短勤務、フルタイムなど勤務形態も個々の希望や状況に合わせて分かれています。
なかなか、全員が一度に集まることは難しいですが、定期的に情報共有や協力体制が組めるよう相談しあう機会が設けられています。
Q仕事のやりがいや印象に残っている仕事を教えてください。
個人的にはやっぱり多くの人と関わること。色々悩むことの方が多いですが、その分発見や新たな経験もできますし、喜んでもらえることもあって続けてきてよかったなと感じます。印象に残っているというか、介助という仕事の理解を改めて考える機会を与えていただいた出来事なのですが、身体障害がある方の介助中に玉子焼きを作って欲しいと言われました。教えてもらわずとも一人で作って提供できる自信はありましたが、材料や手順、使用する食器を細かく説明されテーブルに並べた時に「私が作った玉子焼き」と言われ、私(井上)が実際には作ったこの玉子焼きは、その方が細かく指示をし、その方のできないところを補って作られた、正しくその方の玉子焼きになったのです。“なるほど。介助ってそういう事か”と実感しました。

Q苦労したこと、どうやって乗り越えたかを教えてください。
感染症は皆さんの記憶にも新しいコロナですが、やはり私たちにとっても脅威になりました。お店や会社とは違い、共同生活体(グループホーム)に暮らしておられる方を介助するので、コロナだから閉鎖しますということができない。感染症対策ももちろんですが、コロナにかかった介助スタッフや利用者さんの対応で目が回りそうなほど忙しかったです。そして、高齢化の波はここにも存在し、障害の重度化に伴う対応にも現在も頭を悩ませています。そんな時、ネットワークだけで完結するのではなく、周囲にも助けを求めてもいいんだということに気づき、肩の力を抜いて考えることができるようになりました。まだまだ課題は多いですが、ひとつずつ解決していければいいなと思っています。
Q今後の目標を教えてください。
入職当時はまだ若く元気はつらつとしていたメンバーも高齢化や障害の重度化で必要な介助はどんどん変化してきています。それに対応していけるように知識や技術も身につけていきたいです。
Q最後に、一言!
『やらずに後悔より、やって後悔!』どっちも後悔するじゃないか ということではなく、自身が選んだ道を後から良い物にしていけるように建設的な努力をしていくことが「やらずに後悔より、やって後悔」の正しい解釈だそうです。わっぱの会では自分の考え方次第でそのような取り組みもしやすいところではないかと思います。皆がチームになって仕事内容は個々の希望や経験等を考慮し調整されるので徐々に慣れていく事が出来ますので、少しでも興味を持っていただけたら、見学・体験に来ていただけると嬉しいです。

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